「刺身には白ワイン」というウソ!

多くの方は「魚料理には白ワイン、肉料理には赤ワイン」と考えているのではないでしょうか? ところが実際には、白身魚の刺身と白ワインを合わせると、生臭くてしかたがありません。ここで、「やっぱり、刺身はワインに合わない」とあきらめてはいけません。ワインを赤ワインに変えると、生臭さを感じなくなります。
醸造学会の論文には、その理由が次のように書かれています。魚はエネルギー源として、体内にアデノシンIIIリン酸という物質を蓄えています。これは、死後に分解されてうまみ成分のイノシン酸になるのです。イノシン酸は白ワインに含まれるリンゴ酸と混じるとアミノ酸に変化し、アミノ酸が消化分解されるとき生臭さを出します。このような理由から、刺身と白ワインを合わせると生臭いのです。逆に、タンニンであるポリフェノールには、醤油やわさびと同じように生臭さを感じにくくする作用があるため、赤ワインとよく合います。
「刺身には赤ワイン」が美味しい組み合わせだったのです。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA