Q 10年もののワインでも「若々しい」
と呼ばれるワインがあるのはなぜ?

A ワインを地下のカーヴで保管していると、自然な温度変化で瓶熟が進みます。それにより、ワインは育ち、酸やタンニンがまろやかに溶け込んでいくのです。ところが、温度変化がない定温貯蔵庫のワインセラーで保管していると、ワインは冬眠状態となり、いつまで経っても若いままで育ちません。つまり、瓶熟していないため、酸やタンニンのアタックが強いのです。10年もののワインでも「若々しい」と呼ばれるワインがあるのはそのため。瓶詰めしてからの経過年数と、ワインの熟成具合が必ずしも一致しないのです。
定温貯蔵庫のワインセラーで保管していると熟成が進みませんから、飲み頃にしようと思えば、地下カーヴのようにゆるやかな温度変化を加えなければなりません。